宗教

2016年12月20日

如来様の救い

如来様の救い

 抗がん剤治療で入院中です。

 一人病室でこのブログを書いてます。

 毎日、朝から晩まで家内が付き沿ってくれて、ありがたいことです。

 今日、家内の話が耳について…



 今回、昨日まで個室が空いてなくて初めての相部屋でした。

 先生からかなり良い報告を受け、嬉しさのあまり、

 こられた看護師さんにその報告をしました。

 その様子を見ていた家内が、

 皆が皆、良い方向に向いてるわけではないから、

 相部屋ではそういうことは言わない方が良い。



 あなたがガンになったのは、

 阿弥陀様が「もっともっと謙虚になりなさい!」と言ったはるのとちがう?

 「もっと人に対する思いやをもちなさい!」とおしゃってると思うの。

 おかげさまで、奇跡的な快復ができてるのも、

 ひとえに阿弥陀様のお救いだと思う。



 家内は、毎朝の他、何かあることにお仏壇に手を合わせる信心深い人です。

 お念仏の救いの尊さを味あわせていただくよろこびとは、

 こういうことだったのか。
 

 (画像は2012年2月18日本店4階より東本願寺さん)

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2013年10月20日

心ひとつのご法要

 兵庫県家島の長圓寺様 親鸞聖人七百五十回御遠忌法要にお詣りさせてもらいました。
 ご法要直後のご寺族とお檀家の皆さんの喜びの声と笑顔…、
 お寺に集まる人々が心ひとつにまとまっていく姿を目にし、なんとも微笑ましく嬉しくなりました。


1-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 姫路港から35分の船旅です。



2-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 御本堂再建後、2002年にお仏具をご納入させてもらいました。



3-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 今回 お内陣内装工事のご用命を賜り御礼申し上げます。



4-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 御開山御厨子です。



5-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 ご法要が厳粛に厳修されました。



6-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 漆塗り金箔押し表具工事で見事なお浄土を完成されました。



7-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 研ぎ澄まされた敷居にお内陣の柱がシャープに映り込みます。



8-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 角が立つ長押鴨居の漆箔が一層厳粛な気持ちにさせてくれます。



9-家島 長圓寺様 御遠忌法要
 敷居金具は阿弥陀堂様式の綸子彫りで、足元に優しい控えめな色艶仕上げです。


 御遠忌ご法要、おめでとうございました。
 そして、島のお檀家皆さんのご懇念により立派にお荘厳を完成されお慶び申し上げます。
 また、当社にお荘厳お仏具並びに内装一式のご用命を賜り、まことにありがとうございます。心から感謝申し上げます。

 島の皆さんには、今日からさらにお念仏のみ教えを深められる始まりのときだと思います。
 私たち小堀には、高い品質の維持に徹したアフターサービスを努める始まりのときです。
 次のご遠忌800回に向かい、ぜひこれからも世代を超えたご縁を賜りますようお願いを申し上げます。
















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2013年07月25日

東本願寺さん尾上嶽殉難

1-尾上嶽殉難
 明治期両堂再建のために全国から用材が寄進されました。

 高田教区からは上越市黒姫神社のけやきを伐り本山に献木しました。

 1883年(明治16年)、けやきの大木を本山に運ぶため山間に雪を踏み固めた道をつくり、大ぞりにのせ多くの人たちが曳いて行きました。



2-尾上嶽殉難
 突然の雪崩でお年寄りと女性や子どもらが逃げ遅れ27人の方々お亡くなりになられました。

 東本願寺さん阿弥陀堂前に尾上嶽殉難の風景模型が展示されてます。すごくリアルです。

 雪崩にのまれ血を流し倒れる人々…
 一瞬にして大切な人を亡くされた惨事に心が痛む。



3-南無阿弥陀仏
 本山再建のためにいのちをかけて精一杯の尊い行いをなされた先達に、心からの敬意を表さなければなりません。

 ふだん、何気なしに通り過ぎていたところで見つけた真宗門徒の精神世界…

 阿弥陀堂修復工事に関わる者の一人として、この時代の人たちと心を通わせておきたい。

 御影堂で南無阿弥陀仏…、合掌




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2013年07月21日

お墓のゆくえ、お仏壇のゆくえ

1-130720義妹の命日 お墓詣り
 可愛いかったピッポちゃん、義妹命日のお墓参りです。
 姉である私の奥さんにとって、一年でいちばんつらい日
 いのちがこんなにあっけない…、写真が涙目に映るようです。



2-130720義妹にお詣り
 なくなって5年…
 奥さんは今も毎日"助けてあげられなかってごめんね…"と手を合わせている。
 毎日、お内仏の鈴の響が寂しい。



3-130720お墓のお花
 陽射しで焼ける石に冷たいを水をかける…
 汗をかきながらも磨きをかける…
 精いっぱいきれいなお花を供える…
 義妹のそばに近づけたような思いになれて安らいだ気持ちになれる。
 


 

 第一生命保険株式会社のシンクタンク、株式会社第一生命経済研究所が2009年に実施したアンケート「お墓のゆくえ−継承問題と新しいお墓のあり方−」です。

 35歳から79歳までの全国の男女600名を対象に実施されたアンケート「家庭内の死者祭祀の実態」では…

 仏壇や神棚の保有率は大幅に減少しているものの、お墓参りをする人は減っていません。

 お盆や月命日にお坊さんがお経をあげに来る割合も、子どもの頃には47.8%あったのに現在では22.1%に減少…

 その一方で「お盆やお彼岸にお墓参りをする」人の割合は、子どもの頃も現在もほぼ変化していないうえ、8割の人がお墓参りにいくと答える。



 お仏壇に手を合わせているときにも、如来様や今は亡き大切な人に近づけて安らいだ気持ちになれるのですが…

 お墓まいりだけが日本人の行事として定着しているのはなぜなのでしょうか。

 業界人としてたいへん気になるところです。読むともう一度お仏壇に手を合わせたくなる本、「お仏壇ものがたり」で伝え続けます。

 



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2013年05月19日

父 小堀嘉一 十七回忌法事

 父の十七回忌法要が無事、勤まりました。


1-130519お荘厳も整い
 床の間の掛軸がどこに保管されてのか出てきません。結局、母の一声で御絵伝を法懸しました。



2-130519父の十七回忌法要
 兄弟とその家族だけのささやかな法事です。それでも全員が揃い満堂です。



3-130519お斎
 お斎はグランドプリンスホテル京都「茶寮」、雨の庭…、風情があります。


 兄弟家族が母を囲んで亡き父を偲ぶ…、そのことをご縁として仏法に接します。法事は、親族が絆を深めるご先祖からの尊い贈り物ですね。

 最後に母からの挨拶をお願いしました。「忙しいところを小堀嘉一の十七回忌法事にお集まりいただいてありがとうございます…、おじいちゃんも障子の向こう側から喜んで見たはります。」

 突然にも関わらず皆が心をひとつにできる響くあいさつ。術後の経過も良好で、「回忌」と「快気」の喜びを味わいました。

 89才の母ですが二十三回忌法要も元気で勤めてもらえそうです。母と親族一同に共通の目標ができました。

 最後になりましたが、法事の準備すべてをやってくれたうちの奥さんに感謝!です。
 





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2012年11月24日

ほのぼの工房見学

6-萬福寺様工房見学 技術の伝承

 愛知県から真宗大谷派萬福寺様の皆さんの工房見学でした。
 皆さんの尊いご浄財によりましてお荘厳お仏具並びに内装工事一式のご用命を賜り心から感謝申し上げます。
 ご本山報恩講にお詣りの後、本店にもお寄りいただきありがとうございました。



1-萬福寺様工房見学記念

 「技術の伝承」のご説明の後、記念写真です。
 “いちたすいちは〜〜”
 “に〜〜”
 この時点ですでに親しみを込めて私たちに満面の笑顔を返してくださる。好意を込めた言葉を発してくださる。どんどんうちとけていくのでした。



2-萬福寺様工房見学 木地

 お仏具の品質は、材料購入、材料乾燥、そして適材適所の材料の使い方…、この段階から始まります。 皆さんたいへん真剣です。食い入るようにご覧になられ、職人さんに次々に質問をくださいます。
 小指ほどの小さなカンナを目にして、
 “きゃぁ〜、かわいらしい”“おもちゃみたい〜”
 物事に対して子どのように浄らかな視線をお持ちでした。



3-萬福寺様工房見学 塗りの部屋

 塗の部屋です。上塗の部屋はほこりが着かないよう密閉された部屋での作業です。
 窓越しにご覧になられたご婦人が、‘うわあぁ〜きれい!’
 発せられるこの一言がいつまでも耳に残ります。
 きれいなものがきれいに見える心をお持ちなのでしょう。嬉しいシーンでした。



4-萬福寺様工房見学 塗の刷毛

 うるし塗りのご説明中にクイズです。
 “うるしを塗るこの刷毛は何の毛でしょうか?”
 “うま?ねずみ?ひつじ?…”
 笑顔で次々に応えてくださる。塗りの部屋に笑い声が響きわたります。



5-萬福寺様工房見学 金箔体験

 金箔押し体験です。杯(さかずき)の表側に金箔を貼り、記念にお持ち帰りいただきます。
 職人さんの作業を見てるとかんたんそうに見えるのですが、実際にやってみると難しいものです。
 スタッフがお手伝いをすると皆さんが口々に、“ありがとうございます”と丁寧に御礼をおっしゃってくださる。
 体験が人の親切をいっぱい感じるよろこびの場になる瞬間です。



6-萬福寺様工房見学 技術の伝承

 「お仏壇ハッピーエンド物語」のプレゼンテーションです。 
 パート1が終わると大きな拍手をくださる。さらにパート2でも割れるような拍手をくださる。なんともありがたいことです。
 最後に委員長から身に余るご丁寧な御礼のお言葉を頂戴しました。平成26年の完成に向けて責任を持って謹製させていただきます。



7-萬福寺様工房見学

 お見送りのときです。私の母親のようなご婦人が
 “社長さんお願いがあるのですが…”
 “握手をさせてください!”
 いやあぁ〜〜、なんて嬉しいことでしょうか。
 純真な心をもつ小さな子どものような温かい手の感触が残ります。



 職人さんに今日ほどたくさんのご質問を頂戴した見学会はありません。
 ・木地の部屋で、“ミニカンナはどの部分に使うのです?”
 ・塗りの部屋で、“うるしは何時間くらいで乾くのですか?”
 ・金箔の部屋で、“部屋の温度は年中おんなじですか?”
 などなど…

 今回、前坊守様がお亡くなりになられ、ご住職様を始めご寺族の皆さんは急きょお越しいただくことができませんでした。謹んでお悔やみ申し上げます。

 たくさんのご質問をいただき、これほどまでご熱心に見学をされる様子に、この度の御本堂改修ご計画に皆さんが一丸となって進めておられるお姿を見てしまいました。

 お帰りの際の皆さんのごあいさつは、
 “お仏具の方、それではよろしくお願いしますね…”
 みなさんのご期待にお応えしなければという責任の重大さを噛みしめました。

 仏教的な生き方を重んじられる皆さんに心から敬意を表するとともに、衷心からの御礼を申し上げます。ありがとうございました。








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2012年07月23日

増える墓参り、減るお仏壇

1.お墓参り

 水をまく、墓石を磨く、線香と花を立てる。
 お墓に手を合わすまでの準備でご先祖に近づける。


2.涅槃像

 お釈迦様の入滅を嘆き悲しむかのように、
 涅槃像前にあるのが墓守が途絶えてしまった方々のお墓…


3.無縁墓

 あまりにも惨い大津のいじめ、悲痛な出来事が続く疲弊した世の中…
 人と人とのつながり、ご先祖とのつながりを感じたい。


4.報恩寺さん

 昨日は、奥さんの手次寺、浄土宗報恩寺さんへ…
 お墓参りにくるとほっとする。


5.お墓参り




 株式会社第一生命経済研究所のアンケート調査
 35歳から79歳までの全国の男女600名の子どもの頃と現在の比較によると、
 仏壇や神棚を安置する家がずいぶん減少している。

 仏壇はある? 子どもの頃あった68.7%、今は46.0%
 神棚はある? 子どもの頃あった65.1%、今は37.0%

 仏壇は減っているのに、お盆お彼岸に墓参りをする人はそれほど減っていない。高齢者はむしろ増えているという。

 伝統ということで価値を感じてもらえる「錯覚」「おごり」があったのかもしれない。
 ほっとできる、魅力のある製品やサービスを考えないと…


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2012年07月01日

修行道場蓬莱山徳源寺様

 寺院セミナーを終えた翌日、セミナーを担当してくれた社員のみんなと名古屋市臨済宗妙心寺派徳源寺様にお詣りさせてもらいました。

1-120630徳源寺様佛殿

 佛殿、釈迦涅槃像が安置されてます。


2-120630開山堂

 開山堂、内部は非公開です。


3-120630食事をする部屋

 食事をとる部屋



 禅堂の中のたたみ一畳が雲水の住居スペース…、ここで寝て座禅もします。
 (非公開ですので写真は差し控えます。)
 二つ折にしたふとんが整然と並んでいました。

 朝4時に起床、作務、座禅、質素な食事…、修行僧にプライベートはありません。
 24時間365日、何年間も共に厳しい修行を続けます。

 岐阜県多治見市の保寿院ご住職虎山様のご縁で、出迎えていただいた和尚様からたいへんご親切にご案内をいただき、詳しい説明をいただきました。

 もう10年もここで修行を続けておられる。
 “人間ってけっこう慣れるもんですよ”と微笑まれる。
 “ほんのささやかなことでも喜びを味わえるようになれますよ”
 足るを知る。欲望をコントロールできない私は驚くばかり。


 シベリア抑留時代、死線をさまよった父の体験が思い浮かぶ。
 厳寒の営倉…、温かい空気を求めて椅子の上に立って寝る。
 数日後とうとう倒れた父にシベリア兵がかけてくれた1枚の薄い毛布に涙して喜んだという。

 今朝の日経新聞「春秋」
 大小のトラブルがあっても雑居型集合住宅が増えている。
 社会学者の久保田裕之氏は「非家族型」同居生活が心の筋肉を鍛える道場になっていると分析する。 
 昔の長屋、親類縁者の同居、旧制高校の寮、下宿に単身寮など、かつては物差しの違う他者と「うまくやっていく」能力をはぐくむ場があり、助け合いにつながっていた。

 住まいをシェアーする若い人が増えている。
 快を求めるだけでなく、心を強くできる修行の場として過ごせるかもしれない。

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2011年12月12日

勝道碑文、山で遊ぶ

 宝ヶ池梅林園から山間園路に入る。

 2007年から始めた早朝ウォーク…

 ウォーキングでストレス発散、

 腰の状態も良くる。

 腰痛の原因は、85%がストレスだそうです。


 同じ場所、同じ時間、

 四季をはっきりと感じることができる。

 昨日の宝ヶ池ウォーキング [125]分 9.0km 12293歩 388kcal #SmartTraining

 "ゆったりと山で遊びましょう…" 空海 勝道碑文

1.宝ヶ池

2.宝ヶ池山間園路

宝ヶ池秋の色

宝ヶ池 紅葉

京都宝ヶ池

宝ヶ池休憩所


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2011年11月14日

枯れた蓮

111114秋の蓮


 暑かった夏…

 見事に咲いた蓮(lotus)は人々の目をうばったはず、

 昨日、植物園で見た秋の蓮…

 おつかれさまでしたと言いたくなる。

 以前に母が書いてくれた蓮についての記事を紹介します。


 
 蓮は西アジア原産といわれています。

 7月頃に泥の中の根から柄がのびてきて、早朝に花が開き午後に閉じるを4日くらい繰り返してちります。

 緑色の花床の上 に蜂の巣のような穴があり雌蕊があります。雄蕊は花床の下の方にあります。花が散った後、穴の中に1個ずつ実が出来ます。その実の化石が何百万年前の遺跡から発見されたことがあるそうです。

 約2000年休眠していた実が水中で再生して見事に大きな花を開かせたという事実があります。

 ジャータカ(お釈迦様前生譚)にその頃からインドの都市の内外に蓮の池があった事が記されているということです。また浄土教のお経の中に極楽浄土の池に蓮が美しく咲いている様が説かれています。また如来の願に救われた人を蓮の花の開いた座に乗る様で表しています。

 はじめてお釈迦様の像が人のかたちで造られはじめたのは、1世紀頃と言われています。それ以前は尊いお釈迦様のお姿をありのままに現す事を畏れ、台座や馬車や菩提樹などで表現していたそうです。

 その後色々の仏像が造られてきました。如来や菩薩の姿は開いた蓮の花床の上においでになります。
 
 数々の観音様の中には蓮の蕾の柄を左手に持たれている像がよく見られます。この蕾の中に人を包み阿弥陀如来のおわす極楽浄土に運ぶと思われていたということです。浄土に咲く花として様々の仏像や仏画のなかにあらわされてきました。

 花が散ったあと、秋には地下茎の先に蓮根ができ春になるとまた新しい細長い地下茎が出てその節から花茎が伸びて大きい一輪の花を咲かせます。

 泥中にありながら永い年月を生きて毎年清らかな花を咲かせ、4日間も蕾と開花の様子を繰り返し見せてくれる蓮をみつめていた古代インドの人達の姿を想像します。

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2011年08月16日

お盆の風景 送り火

五山「妙」

 今朝は宝ヶ池ウォーク、

 五山「妙」を通ります。




護摩木を担いで登る

 護摩木を背負って急な坂を登る…

 ご奉仕される麓に住む人達に感謝です。


 二転三転した陸前高田市の薪の受け入れ、

 後味の悪いことになってしまいました。

 京都の人たちが復興支援メッセージを書いた薪、

 背に一段と重みを​感じることでしょう。




 五山送り火…

 夜は孫たちと一緒にこの場所に来ます。

 幼い頃は夏休みに家族と一緒に楽しむイベントでした。

 身近な人を亡くす歳になってようやく、安堵するお盆の行事となりました。

 カミさんは亡きお父さんと妹を思い浮かべ手を合わす…

 闇の中で涙する。

 やすらぎを深める大切な宗教行事です。


 
 歎異抄五章

 親鸞は父母の孝養のためとて 一辺にても念仏もうしたること いまだそうらわず

 私利私欲がないカミさんだから許される。

 孫たちにも、大切な人を大切に思う心が芽生えるにちがいない。

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2011年08月13日

お盆の風景、墓参り

お盆の風景、墓参り

 猛暑の今日、お墓参りです。

 5月の父の命日以来ですが、雑草で荒れた墓地を見て申し訳のないことです。 

 陽がジリジリ照りつける。

 雑草を抜く

 墓石をタワシで磨く

 熱い石をひたすら磨く

 一瞬で汗が吹きでて、ポタポタ落ちる。

 花・ろうそく・お線香をあげて、合掌…

 "南無阿弥陀仏"

 墓の手入れをし、おまいりの準備をすることで

 仏や神に近づいていく気分になれる。

 お盆の風景です。


親鸞聖人御荼毘所

 ここ鳥辺野(とりべの)近くの延仁寺さんには「親鸞聖人御荼毘所」があり、その様子は御伝鈔「洛陽遷化」に描かれています。

 鳥辺野は鳥が死体を食べる「鳥葬」をする地から名付けられたそうですが、鎌倉以降は皇族の陵墓等もこの地に造営されました。

 現在、京都の斎場もこの鳥辺野の近くです。

 京都の葬送地は、平安の頃から 鳥辺野の他に、蓮台野・化野 ( あだしの )・紫野と、「野」がついています。

 「野」という地名は墓場の意味があるのですが、詳しくは「京都葬送の地」をどうぞ!

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2011年08月08日

浄土真宗のお盆

110808切籠灯籠(東)

 浄土真宗ではご先祖の霊を家に迎えて供養するということはしません。

 仏膳にご馳走やたくさんの野菜など色々なお供えを並べることもしません。

 ただ、お寺さんやお墓にお詣りしたり、お内仏のおそうじをします。

 浄土真宗ではお仏壇を「お内仏」といい、仏具を飾ることをお荘厳(しょうごん)と言います。

 お盆には、

 お内仏のお仏具をいったん外に出して、毛払いとつやふきんでお手入れをしましょう。

 そして…

 真鍮製お仏飯器のお磨きをする。三(五)具足も分解して磨く。

 お仏飯とお花と華束(けそく)に小餅を供える。

 盆提灯を仏間に点される家もありますが、浄土真宗では提灯(ちょうちん)ではなく切籠灯籠(きりことうろう)という灯ろうを仏間に吊るします。

 お詣り前のこういったお荘厳(しょうごん)の準備をすることで浄(きよ)らかな気分にさせてもらえます。

 準備が整ったときにはその気分が頂点となり、自然と手が合わさることでしょう。

 心穏やかに、「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)」を称えることができます。


 今では、電気蝋燭や電気香炉などのスイッチをいれるだけで、お荘厳の準備が瞬時に整う便利な仏具もあります。

 そういった商品も販売しておきながら申し訳ないのですが、できれば少しばかりは不便な仏具を残しておくのも、如来様に近づきやすい方法ではないでしょうか。


 切籠灯籠はこちらをご覧ください。◆お東用  ◆お西用(今年の分は販売終了です。)

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2011年07月21日

鴨川で見る鳥、浄土で見る鳥

鴨川でよく見る鳥たち

 鴨川でよく見る鳥たち…

 ウォーキングコースに掲示されてます。


浄土でよく見る鳥たち

 こちらは、

 極楽浄土でよく見る鳥たち…

 六鳥です。

 右から、

 白鵠(びゃっこう)・孔雀(くじゃく)・鸚鵡(おうむ)・舎利(しゃり)・迦陵頻伽(かりょうびんが)・共命(ぐみょう)

 中でも仏の心を表しているのが「共命」

 「共命」は、一つの身体に頭が二つある実在しない鳥。

 争いばかりの毎日で憎しみ合うようになり、相手がいなくなれば幸せになれると考え毒を飲ませました。

 しかし一身二頭の鳥、身体は一つなので当然「共に命を」落としてしまいます。

 他を滅ぼすことは、実は自分を滅ぼすことになると教えてくれているのです。

 お互いのいのちを尊重しあって生きる、それが仏の心ということです。

 

 松下幸之助さんは、とにかく人の話を真剣に聞かれたという。

 自分とは異なる意見に耳を傾ける寛容さ…

 朝歩いているときは、そんな精神を大切にしたい思うのだが

 いざ、家に帰ると…、出社すると…、会に参加すると…

 だめなんですな〜これが、

 修業たりまへんな〜

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2011年07月02日

歎異抄第5章

歎異抄5章がプレゼンエンディング

 ツイッター友達の女性KMさんのひと言…

 "歎異抄の5章が深すぎて泣ける"

 このひと言でかたまってしまいました。

 事情があって浄土真宗をすごく勉強されるお姿が、

 晩年、デスクにある書籍が経営書から親鸞書に入れ替わった私の父とかぶってしまいます。

 私も歎異抄第5章が大好きで、プレゼンや講演のエンディングで使わせてもらってます。



 親鸞は父母の孝養のためとて、一返にても念仏申したること、いまだ候はず。
 そのゆゑは、一切の有情はみなもつて世々生々の父母・兄弟なり。

 私親鸞は、父母の供養のためにと念仏申した事は未だいっぺんもございません。
 それはこの世の生きとし生けるものは全て父母兄弟であるからです。




 歎異抄は胸に響きます。勉強不足の私でさえも…

 私なりの解釈…、もし違っていたらお詳しい方、お教えください
 

 最澄・空海の「山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)」
 すべての自然が私たちを生かしているという思想。

  ー分さえよければいいという私利私欲から…
  愛する人のため、家族のため…
  さらに、上司のため、会社のため…
  いい笋い筺地域のためお国のため…
  イ發辰箸發辰函∪こΔ里燭瓠宇宙のため…
  Δ世瓩世瓠⊃祐崔羶瓦旅佑方は結局は人間自らを滅ぼすことになる。
  Ю犬るモノすべてが成仏できるという思想を重んじるのですよ!

 今の政治家は.譽戰襦あまりにも情けないことです。

 今元気な企業も、もし.譽戰襪覆蕕笋ては滅びてしまうでしょう。


 ここからは以前にも書いたブログからです。

 ●金子大栄先生の「歎異抄」、仏教の人生観、歎異抄は日本の聖典

 「聖典というものは、読む人によって感じが異なり、また、おなじ人間であっても、読むときによって、おのずからちがった面があらわれてくるということも、当然のことといってよいのでありましょう。」

 歎異抄は仏教の人生観‥

 「聖典というものは、始めから終わりまでわからんでもよいのもであります。私たちのように学僧というわれるものは、始めから終わりまで筋立てて了解しようとするところに無理がある。」



 ●梅原猛さん「歎異抄」入門

 「人生に行き詰まり、自己に耐えられなくなったときに私は、何度か『歎異抄』を繰り返し読んだ。そして読むたびに私は不思議と勇気づけられ、いつしか心の傷が癒された気になるのだった。」

 「私は決して、親鸞のような強い浄土信仰を持っているというわけではない。あえて言うならば、世俗の偽善を謗(そし)り、己の煩悩の地獄を擬視する親鸞はよくわかるのだけれど、阿弥陀の本願を信じ、必ず極楽に往生するに違いないと思って欣喜雀躍(きんきじゃくやく)して念仏する親鸞は、よく理解できなかった‥」

 「しかし不思議なものである。そういう不信者なのに、私は『歎異抄』を読むとその強い信仰の熱気に打たれ、しばしば生命の尊さを実感させられ、生きることへの勇気を取り戻したのである。」



 深く意味が理解できない私にとっては、お二人の歎異抄についてのお話に勇気づけられます。

 「論」より「感」でいいんだと‥

 歎異抄は親鸞の極端な逆説表現です。

 誤解されるということから長い間非公開でした。

 表に出てたったの100年、

 それでも人の心を奪うのはいったいなぜなのか?

 やっぱり「論」を知りたくなる。理解を深めたくなる。

 これも欲の一つ、煩悩なのか。

 傍に置いてしんどいときにそっと読む、そうすることにしよう!

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2011年06月20日

お墓参り 人が人を大切に思う

110619お墓参り

110619お墓参り 涅槃像

 昨日は、孫たちと一緒にお墓参り。

 小さい頃、祖母に連れられ、いとこ達と一緒に鳥辺野(とりべの)お墓に連れていってもらったことを思い出す。

 長い坂を歩きながら、祖母が亡き祖父の思い出を嬉しそうに語っていたシーンがなつかしい。

 
 小堀京仏具工房の見学に来てくれる小学生の児童に、

 "おうちにお仏壇ある?"とたずねると‥

 "家にはないけどおじいちゃんところにある"

 ほとんどの児童がそう答える。

 ということは、

 家で親がお仏壇に手を合わせる姿を見ることがないということ。

 祖父母が一緒に暮らしていた頃の家庭内教育システムは今はない。

 大切な人を思い浮かべ皆で合掌する。

 受け継がれてきた家族の行事が伝えられることを願う。


 夕方…

 7歳の孫 ゆうさんが一人お仏壇の前で泣いている。

 小さな手に数珠をかけ合掌しながら…

 どうしたん?

 と聞くと、

 お墓参りに行ったあと、

 死んだ愛犬ムーさんのことを思い出したという。

 人が人を大切にする、温かいこころの糧になることでしょう。

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2011年06月07日

静かな東本願寺さんへ

静かな東本願寺前

 出かけに東本願寺さんにお参り…

 「被災者支援のつどい」「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」が終わり仮説の撤去が行われています。

 たくさんの人がお参りにこられましたが、静かにふだんの姿にもどろうとしています。


仮説撤去中の御影堂

 2011.05.27ご本山の写真日記、 「来て良かったー」修学旅行生も東本願寺にお参り!

 5人の小学6年生が修学旅行中に自分たちの意思で参詣にきたのです。
 
 子らが浄(きよ)らかに合掌する姿を見ると、感動します。



 マッカーサーが道徳と宗教の教育を日本から持ち去り、公立校での宗教教育ができなくなりました。

 そして今、人としてどう生きるべきかの正しい教育を受けていない人が国のリーダーになってしまった。 

 茶番が終わって笑ってしまったのがこのネットニュース…

 『菅さん(腹黒)、鳩山さん(馬鹿)、小沢さん(ワル)という比喩は、腹黒が馬鹿を使ってワルを制したという意味合いで非常にすっきりと解説できるところであります。』


 大震災とともに始まったご法要でしたが、ここにお参りにこられたすべての人が被災地へ温かい心を向けていました。

 3月にお参りのとき、自然に厳粛な気持ちが高まり胸が裂けそうになったことを思い出します。

 欲望の多い人ほど苦しみが多い。

 政治家は本来「利他」であるべきなのに、今の政治家は「自利」ばかり。

 5人の子の姿を見て「自利利他」の精神を感じる…

 子らの未来に尽し自身も立派になる…

 そんな政治家はどこにいる?

susumukobori at 20:57|PermalinkComments(4)TrackBack(0)clip!

2011年04月28日

御遠忌の心、オバマ大統領

東本願寺さん


 第2期御遠忌法要が今日で終わります。

 本店事務所にも読経や宗歌が聴こえてきます。

 仕事の手を止めて4階の窓から合掌…

 響流十方です。


 先日の青木新門さんの講演で、

 オバマ大統領の”こころ”見たというお話がありました。

 支援者6万人の演説をキャンセルして、ハワイへ末期癌の祖母のお見舞いに行ったという。

 日本なら、仕事が忙しく危篤の祖母の見舞いさえも行けないというと美談になる。

 しかしこれが善行といえのるかどうか…

 入退院をした87歳の母親を目前にしたこともあり考えさせられました。

 私もオバマ大統領の”御遠忌精神”に共鳴します。



 ご本山の皆様、団参の皆様、そして小堀本店の皆さん

 忙しい日々が続きました。

 おつかれさまでした。

susumukobori at 09:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年04月22日

青木新門さんの講演

 昨日は東京から、永年のお客様が御遠忌法要団体参拝。

 映画「おくりびと」の原作、「納棺夫日記」著者の青木新門さんの講演会と懇親会に参加させていただきました。

 本木雅弘さんとの出会いからアカデミー賞受賞までのこと…

 幼い頃、亡くなった弟妹を背負い、死体を野焼きの上に置いてきたこと…

 感動で涙をこらえながら拝聴させてもらいました。

 「大悲を経験すると大喜に出会える…」

 壮絶な人生のおくってこられた方の一言一言がこころに響きます。



 また、お寺様のごあいさつを厳粛に拝聴させていただきました。

 御遠忌にお参りしたくても行けない東北の人たちがいる。

 悲痛な毎日に耐え懸命に生き抜いておられる。

 しかし、この方々のこころの中にはすでに御遠忌がある。

 御遠忌におまいりに行けなくても私たち以上に如来に近づいておられる。

 東北の方々に、今私たちは何をなさなければならないのか?

 精一杯、お聖人のお声に耳を傾けることではないでしょうか。


 ありがたい仏縁を頂戴し心から感謝いたします。

susumukobori at 16:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年03月19日

東本願寺さん「被災者支援のつどい」

1-東本願寺被災者支援のつどい

 東本願寺さんでは第一期御遠忌法要を中止、今日から「被災者支援のつどい」が始まりました。


2-東本願寺被災者支援のつどい

 御影堂前には1対の楽太鼓と舞楽台が設置されふだんと違う雰囲気に気持ちが高まります。


3-東本願寺被災者支援のつどい

 御影堂で合掌。すべてのお賽銭箱が災害救援金箱になってます。厳粛な気持ちにさせてもらい胸が裂けそうな思いです。


4-東本願寺被災者のつどい

 大勢の方がお参りです。皆が災害救援金箱にお金を入れてます。お参りするすべての人々が被災者への救いの念を込めて合掌しているようです。


5-阿弥陀堂工事見学

 阿弥陀堂素屋根内の見学…、御影堂の風鐸と御影堂門です。


6-阿弥陀堂工事見学

 御影堂南側の妻、飾り金具が輝いてます。見学は5月28日まで見ることができます。


7-阿弥陀堂工事見学

 御影堂屋根隅木の向こうに見えるのが小堀本店です。
 曾お爺さんがご本山の前に店を出すまでは羽織袴を着ないと心に決め商道に励みました。


 
 本山につどう人々は、
 皆、自然と優しくなれる。

 若い職員の方々は、
 仏法に近づいてくる人たちを親切に迎えてくれる。

 被災地の方々が心穏やかに過ごせますように

 合掌


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