2016年10月08日

寺院運営セミナー終了御礼

1-161005第8回寺院運営セミナー

2-161005第8回寺院運営セミナー

3-161005第8回寺院運営セミナー

 東北大学教授 鈴木岩弓先生、寺院デザイン代表取締役 薄井秀夫先生、貴重な講義を賜りまことにありがとうございました。

 およそ年1回開催の当セミナーも今回で8回目です。『臨床宗教と葬式仏教 − 新時代の布教のあり方を考える』に全国各地から多数のご参加をいただきましてありがとうございました。

 最近、海外の人が当社の仏具を買ってくださるようになり、私も海外へ出かけることが多くなりました。外から日本を見るとカルチャーショックを感じることがあります。

 タイへ行くとお坊様と王様が国民に尊敬されている。托鉢をする修行僧の後をついていくと、素足の僧侶の前に若い女性が靴を脱いでひざまづいて僧侶に合掌している。

 ベトナムでは女子大学生が「私は毎朝お仏壇に手を合わせてる」という。「あなたは特別なんでしょ?」と尋ねると、友人もみんなそうしてるという。

 中国では仏教ブームが起こっている。上海の静安寺でも大勢の若い人たちが本尊に熱心に手を合わせて動こうとしない。中国4大寺院の普陀山へ行くと中国の人たち皆が列を並んでいる。ゴミのポイ捨てもしない。みなお行儀がいい。

 当社の工房に来てくれたベトナム人が、「私は週1回お寺にお参りしている。小堀さんは何回行きますか?」と聞かれ答えられませんでした。工房に来る中国人は皆、優しくて仏教の心を持っています。成熟した文化なのにいったい日本人はどうなっているのかと心配してしまいます。

 訪日客の爆買いが消え、モノからコトのツアーにシフトしています。当社の工房にも海外の見学者が急増しています。当社工房での仏教的なお話でさえも涙を流して共感してくれるアジアの人たちがいます。アジアの経済が急成長する反面、ストレス社会で仏教のニーズが広がっているということです。

 アジアの人たちに日本の仏教の良さを伝え、海外の人がもっともっと日本の仏教に関心を持ってもらえれば、日本の若い人たちも仏教を省みるようになるのではないか。若い人たちの気付きのきっかけになるではないか。そんなふうなことを思いながら海外に出向いています。

 かつて経験のない日本の縮小社会では、私たち商業の世界だけでなく仏教界においても、これまでのやり方が通用しなくなってきました。そんな厳しい状況でも踏ん張っている人や企業に共通する姿は「勉強」と「行動」です。

 これまで「セミナー」という概念がなかったお医者さんや福祉関係、非営利団体などからも学びのニーズが高まっていると聞きます。仏教会におかれましても、こういったセミナーで、意識の高いお坊さんが増えれば仏教界全体が活性化するのではないかと思います。

 セミナーの開催は、私たち商店にとりましては長期的な視点での取り組みですが、これも企業に求められる大切な役割のひとつです。これからもさらにお役にたてるセミナーを開催したいと考えております。

 最後になりましたが、毎回当セミナーにお力添えをいただいております名古屋禅センター様寺院コム・沙羅開発室様、ありがとうございました。

以上、遅くなりましたが御礼申し上げます。

合掌


susumukobori at 13:00│Comments(0)TrackBack(0)clip!イベント | 仕事

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