2015年11月13日

几帳面な工房見学

 京都信用保証協会様での講演と小堀京仏具工房の見学会、3日間の研修で伝統工芸の世界にお触れいただいてありがとうございました。

 講演では工房が、「顧客感動化」に取り組んできた舞台裏…、見学では、実際にお客様としての表側の部分を90分体験いただき感じてもらいました。


1-信用保証協会様 京仏具工房見学
 「技術の伝承」のお話のあと、記念写真です。みなさん等間隔できれいに並ばれる。秩序を保ち正確な仕事をされる習慣が身についておらえるのでしょう。



2-信用保証協会様 京仏具工房見学
 自然乾燥中の仏具の用材、「どうぞ触ってみてください。何の木でしょうか?」



3-信用保証協会様 京仏具工房見学

4-信用保証協会様 京仏具工房見学
 「木地の部屋」です。職人さんの製作図「杖(つえ)」を手に持ってください。細部の寸法が刻み込まれています。その木割りに基づいて製作中の仏具「御開山御厨子(ごかいさんおずし)」です。



5-信用保証協会様 京仏具工房見学

6-信用保証協会様 京仏具工房見学
 「塗りの部屋」です。埃が付着しないよう密閉された部屋での作業です。「塗師が使うこの刷毛は何の毛でしょうか?」



7-信用保証協会様 京仏具工房見学

8-信用保証協会様 京仏具工房見学
 「金箔の部屋」でも接着材としてうるしを使います。匂いを感じてください。そして「仕立ての部屋」へ。柱に金具を打ち付ける作業です。



9-信用保証協会様 京仏具工房見学

10-信用保証協会様 京仏具工房見学
 いよいよ金箔体験です。みなさん、きちんと最後まで話を聴く姿勢を見につけておられる。説明担当もコミュニケーションがとりやすかったようです。だからなのでしょう。皆さんの金箔はきれいに輝いていました。



11-信用保証協会様 京仏具工房見学

12-信用保証協会様 京仏具工房見学
 後半のプレゼンは序・破・急で進めます。皆さんの真剣な眼差しにお応えしなければなりません。そんな想いが高まりました。そして最後にスタッフからのお土産です。私からも拙著「お仏壇ものがたり」を進呈させてもらいました。


 みなさん、几帳面です。日々の正確な仕事ぶりを感じました。

 仏具や建築物にも几帳面があります。柱や貫などの角(かど)を削ることを「面取り(めんとり)」といいます。意匠を伴う多くの種類の面の取り方があるのですが、几帳面はそのひとつです。

 手間のかかる伝統的な意匠をていねいに加工するということから、几帳面のことを、「細かいところまで物事をきちんと行うさま」「決まりや約束にかなうように正確に処理すること」と言われるようになったそうです。

 几帳面なみなさんとの3日間にわたるご縁に感謝です。ありがとうございました。

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