2015年05月20日

日本人が日本の伝統技術の良さを知る

  昨日、京都市立上高野小学校5年生の皆さんが小堀京仏具工房に来てくれました。
 社会見学です。職人さんが作る仏具の製作工程を間近に観察します。



1-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学
 記念写真の撮影の後、3班に分かれて見学スタートです。



2-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学
 自然乾燥中の紅松材です。いのちある木が職人さんの手によって仏具の姿に変わっていきます。



3-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学

4-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学

5-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学
 木地の部屋、塗りの部屋、金箔の部屋…、真剣に見てくれます。



6-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学

7-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学
 仏具資料館に移動して金箔押し体験です。体験はコミュニケーション…。工房が孫と同年の児童たちとの共感の場となります。



8-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学

9-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学

10-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学
 私からのプレゼンです。私たちはいったい今、何のためにこの仕事をしているのでしょうか?「お仏壇ハッピーエンド物語」で私たちの理念や社会貢献について伝えます。



11-京都市立上高野小学校の京仏具工房見学
 バスの窓を開け大声で“ありがとうございました!”と手を振り感謝の言葉を発してくれます。スタッフ一同心が和みます。


 私はブランドのラベル表示政策を賛成しません。便利な反面、モノを見極める目を失います。それにいいかげんなラベル表示に惑わされることもあります。

 このままでは仏具の伝統技術はどんどん日本の世の中から消えてしまいます。日本人なら日本の伝統技術、日本の文化を見極める目を養ってほしい。日本人が皆、ほんものが見えなくなれば私たちの存在意義は無くなります。

 この頃は、海外に行くと外国人が日本の技術を見極め惚れ込んでくれる人がいることに驚きます。海外の人には良さが見えるのに日本人には見えない…、そんなことになればたまったもんではありません。

 工房でたった30分の金箔体験をした後は、自分の目でしっかり金ぱくを見てくれるようになります。モノを見ようとするきっかけができるのです。

 私は以前から小学生の間に伝統技術の体験をしてもらいたいと強く願っています。地方からの修学旅行ではよくコースに組み入れてもらえるのですが、京都の学校からはあまり来てもらえません。

 交通費負担が理由です。それくらいの費用は行政でなんとかならないものでしょうか。伝統工芸発祥の地である京都の児童にこそ自分の目と感覚で見極めるようになってもらいたい。そして良さを世界の人々に発信してもらいたい。そう願います。

 上高野小学校5年生の皆さん、来ていただいたことをたいへん嬉しく思います。ありがとうございました。



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