2015年05月10日

三世代の教育機能

1-150510母の日

2-150510母の日

3-150510母の日

 母の日のプレゼントです。

 いつものことですが私は何もしてません。家内が母の好む服を探し回って買ってきてくれました。感謝しなければなりません。

 母は、ありがたい!もったいない!と繰り返しいいながら袖を通し喜んでくれます。

 日本では核家族化・少子化の結果、平成17年に三世代同居世帯よりも単独世帯が増え、今ではシングル世帯が最多になってしまいました。

 母も一人住まいですが、別棟の隣に娘家族が暮らしているので助かります。この頃は娘も子どもの世話で忙しく、私の家内が母の世話で毎日動き回ってくれています。
 
 かつてのは日本は三世代同居世帯が多く、子どもへの家庭内教育が機能していました。国民の祝日にまつわる行事には家族や近所の人たちとも一緒になって参加したものでした。

 幼いとき、祖母に連れらて大勢の孫が列をなしてお墓にまいりにいく。亡きおじいちゃんの顔を思い浮かべて合掌したこと…。

 大晦日には近所の家の餅つきに参加して楽しんだ賑やかな思い出など、家族と地域の触れ合いによって人が人を大切に思う温かい心の糧となっていました。

 地域の人とのつながりは深く大人は町内の子どをも見守り育てていました。子どもたちもまた年の違う子どもと接したり、近所に必ずいた怖い爺さんに叱られたりしながら、ガマンを覚え 善悪などの倫理を身に着けました。

 また、暮らしの中で大人に教わることが多く 大人を尊敬したものでした。三世代同居は子育てを支える素晴らしい日本のシステムであったといえます。

 三世代同居世帯が多い10県は、山形 福井 秋田 新潟 富山 福島 岩手 鳥取 佐賀 島根の順です。

 東日本大震災の後、極限状態の中でも礼節を重んじる東北の人々…、幼い子どもたちでさえもいのちあることに感謝の言葉を忘れない。この姿に世界中から賛辞が寄せられました。

 三世代同居の豊かな情操教育が重要な役割を果たしているということです。

 小堀京仏具工房に見学に来る子どもたちに“家にお仏壇ある?”と尋ねると、多くの子が“お仏壇はおじいちゃんの家…”と答える。

 子どもたちの生活習慣に家で親がお仏壇に手を合わす姿を見ることがないということです。残念ながらお仏壇のある暮らしに無関心になるのもやむを得ません。


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