2015年02月17日

新大人世代

150217大阪市立大講義レポート

大阪市立大学講義レポート採点

 12月に大阪市立大学で講義したレポート採点、私の担当は工学部技術経営論(MOT(Management of Technology))「伝統産業の改革(具編」です。

 課題は…、
 「売り手・作り手・買い手は、お客様にお金をいただいてモノやサービスをお届けするという関係性から、互いに協力しあって世の中に大切なことを残していくということが大切になります。将来、世にどんな大切なことを残したいか、どんな幸せを届けたいか、支援したいか? そんな視点であなたの夢をお聞かせください。」

 種々意識調査を見るとうなづいてしまいます。社会貢献に対する若者の意識が高く、理由には「困っている人の手助けをしたい(63.8%)」が最も高く挙がっているのです。

 レポート採点をしていると若者の意識の高さを実感します。多くの学生が自分の専門性を高め、世に幸せを届けたいという精神を持っています。尊い志に共感し心から応援したくなります。


 そして、博報堂の調査「震災を経て、40〜60代の若者応援意識が高まる」にも背中を押される思いです。

 「新しい大人世代が、若者世代や地域と協力しながら社会と自立的に関わっていこうとする姿が明らかになりました。従来の枯れていく中年・老後観ではなく、社会に自ら積極的にかかわり貢献していくことに喜びを見出そうとする、前向きな意識が顕著です。とりわけ、新しい大人世代が若者を応援する意識を高めていることが分かりました。この傾向は、東日本大震災を経たことも大きく影響していると思われます。…」

 ネパールでは親や大人が尊敬されるという話をきいたことがあります。貧しい地域では子も労力、大人が仕事のやり方を教えるから子は大人を尊敬するという。ところが、日本ではコンピューターやITに乗り遅れた親世代が若者からバカにされるということもありました。

 ようやくこのギャップが埋まり、新大人世代が若者を支援するようになる。新大人と若者が対立関係から協調関係へ…、この道が進めば日本の可能性は大きく変貌することでしょう。
 
 高度成長期に良い思いを味わった私たち高年者が若者を支援し子孫に希望を残す。私たちの役割です。



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