2014年11月22日

お斎ご接待

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 真宗本廟親鸞聖人御正忌報恩講です。今年もまたお斎ご接待のご奉仕をさせてもらうことができました。

 私の担当は、宮御殿(みやごでん)で真宗九派総長の方々に、紋菓・抹茶・玉露をお出しし、参拝が終わられた後、一の膳・二の膳と、お斎のご接待です。



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 明治27年、私の曽祖父 小堀岩吉が京都に仏壇店「小堀岩吉商店」を独立開業しました。店は京都市内各地を何度も移転しましたが、“自分の店を出すまでは羽織袴は着ない”と決意し、おかげさまで現在のご本山前に本店を構えています。

 終戦後の昭和23年8月、父がシベリア抑留から復員、苦難の中の商店の再スタートでしたが、生死をさまようシベリアの体験が父の精神を支えました。

 東本願寺様にお勤めの職員さんたちも当時はまだ職員用の役宅がなく、住むところや食事のできる食堂も少なかったようです。

 本山でもまだ施設を造られるまでになつていなかったため、地方のお寺の出身の方は時折店に泊まっていただき朝食をしてもらい、店から出勤されていたこともありました。

 曽祖父も父も商売に熱心でまた信心深く、ご本山と共に歩ませてもらった人生です。



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 ご奉仕が終わった後 私たちもお斎をいただき、なんともいえない浄らかな気持ちになります。

 帰り際、色鮮やかな庭の前で穏やかになれるのも、先人が残してくれたご縁のおかげさまです。

 合掌



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