2013年07月22日

お仏具の使われ方を知る

 こんばんわ!「お仏壇ものがたり」の小堀です。

 当社にも新入社員が入社して4か月…
 それぞれの部門で貪欲に勉強してくれています。

 私たちが作る仏具はどのように使われているのか。

 先輩から口頭で教えてもらっただけではなかなか具体的な使用シーンがイメージできないでしょう。文章で覚えただけの知識は、そのまま覚えた文書でお客様に伝えるだけ…

 ところが、法要で使われてる仏具を実際に目にすると、
 “なるほど〜、こういうことだったのか”と感じ、納得します。

 ヒトは感じたことは説得力が増して圧倒的に伝わり易くなるもんです。



130722中啓

 私が初めて落慶法要にお詣りした際に、使われ方に大きな衝撃を受けた仏具に「中啓(ちゅうけい)」があります。

 僧侶が後門から出仕され、縦畳の上に立ち「中啓」を投げ落としてしまう。なんと乱暴な作法?と驚いたものでした。

 これは、広いお内陣で僧侶が同時に着座する作法だったのです。合図音は得度式のときだそうです。

 
 また、僧侶の履物である「挿鞋(そうかい)」や「藺草履(いぞうり)」は、「中啓」の柄の部分を使って向きを直します。理由は判りませんが絶対に手を使ってはならないそうです。

 「中啓」の類似品に「夏扇」がありますが、末広の形になっていません。また、末広の少ない形の「雪洞」というものもありますが、いずれも「中啓」を略したものです。

 正式な法衣を着用の際には「中啓」を使います。中啓を開いてあおいだりしてはなりません。禁じられている行為です。

 落慶法要や重い法要には、次代を担う若い人にもお詣りできるチャンスを与えてあげたいものです。

 実際に目にして感じると右脳に残ります。お客様のこころに響く説明ができるようになります。

 そうです。若いあなたに…、できるだけ法要の様子を目にする機会がもてるように…、思案中です。




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