2011年10月24日

被災地こどもの作文集

111024つなみ 被災地こどもの作文集 昨日、無事チャリティー公演が終了しました。

 開演のあいさつをさせていただいた後、
 受付で目についたのが、被災地のこども80人の作文集「つなみ」…
 購入して読みだすと、子どもたちの悲痛な声に涙がどまりません。

 小学6年生の女の子、
 「私の家は流されてありません…、お友達や先輩も亡くなったり行方不明…。助けられたいのちをたいせつにこれからもがんばって生きて行こうと思いました。早く生まれ育った町が前みたいにもどっとほしい。」

 中学2年生女子生徒、
 「地震と津波で、保育園から一緒だった大好きな友達を亡くし、信じることができなかった。災害にあって本当に人の優しさがわかりました。」

 泣きながら非難した小学5年生の女の子
 「お母さんはまだ見つかりませんが、かならず見つけて仲良く暮らしたいです…。みんながんばりましょう。」

 地震がおこったその時、気丈にも"パニックになんないで"と女子に言った小学4年生の男の子
 「津波警報のサイレン、一緒に避難した中学生が"大丈夫だから"となぐさめてくれた…」「"つなみだ!”そして大人たちもが泣き出しました…」「山に逃げながら"お母さん、ぼく無事だから心配しないで"と思いました…」「その日寝る前に泣いてしまいました。泣きながら兄ちゃんに"お母さん、大丈夫だよね"と聞くと"うん、大丈夫だから"」「3日後の夜、"お母さん生きてるってさ"と話を聞いて泣いてしまいました。」「次の日の午後、お母さんと4日ぶりにあいました。ぼくは泣きました。そして小学校に非難しました。」

 孫と同じ年頃の子どもたち…
 あまりに過酷すぎる現実に心が痛みます。

 ジャーナリストの結びにありました。
 親と再会できなかったことを一言も触れなかった子もいる。保護者は、肉親の死について書かなかったことについて、「書かなかったのではなく、書けなかった」。 あらためてその作文を読み直してみると、詳細を書けなかったことの重みが痛ましく伝わってくる。

 そして皆が感謝の心を持っている。

 中2の女子生徒は、
 「世界中の人に感謝して、いつか恩返しできることを信じながら元気に生きていきたいと思います。」

 4年生の男の子は、
 「自衛隊のみなさん、久しぶりのお風呂気持ちよかったよ。あったかいごはんもありとう。夜中のパトロールもありがとう。」
 「警察官のみなさん、夜中のパトロールや一緒に遊んでくれてありがとう。」
 「全国のみなさん、勉強道具やいろいろ支援してくれてありがとうございます。」
 「ぼくも大人になったらみなさんに少しでもお礼ができるよう、優しくて、たくましい大人になりたいと思います。」
 
 「私は今、生きている」
 いのちあることの喜びと感謝の気持ち…

 被災地のこどもたちに学ばなければならないと思う。

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この記事へのコメント

1. Posted by クロメグ   2011年10月28日 03:19
5 人生は過酷ですね。
こんな子供たちが、なぜこのような目に遭わなければならないのか。
仏教では、「なぜ」に理由はありません。すべては因果の法則ですということかもしれません。それでも「なぜ、どうして」と思ってしまいます。

そして、多感な時期にこんなつらい思いをして、命を失わなかったとしても、心がどれほど傷ついているか・・・。
でも、傷つきながらも自衛隊の人たちや助けてくれた多くの人たちに感謝する心を持っているんですね。

私たちは子供から学ばなければならないかもしれません。
この子らに少しでも暮らしやすい未来を残してあげなければなりません。
それが私たち大人の使命です。
2. Posted by 小堀 進   2011年10月28日 09:30
作文に身内の死を書かなかったのではなく、書けなかった。ぜったいに受け入れることなんてできないですよね。あまりにも過酷すぎます。このつなみの作文集を大切に傍においときたいと思います。
3. Posted by 履歴書の封筒   2011年11月20日 12:30
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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