2011年08月08日

浄土真宗のお盆

110808切籠灯籠(東)

 浄土真宗ではご先祖の霊を家に迎えて供養するということはしません。

 仏膳にご馳走やたくさんの野菜など色々なお供えを並べることもしません。

 ただ、お寺さんやお墓にお詣りしたり、お内仏のおそうじをします。

 浄土真宗ではお仏壇を「お内仏」といい、仏具を飾ることをお荘厳(しょうごん)と言います。

 お盆には、

 お内仏のお仏具をいったん外に出して、毛払いとつやふきんでお手入れをしましょう。

 そして…

 真鍮製お仏飯器のお磨きをする。三(五)具足も分解して磨く。

 お仏飯とお花と華束(けそく)に小餅を供える。

 盆提灯を仏間に点される家もありますが、浄土真宗では提灯(ちょうちん)ではなく切籠灯籠(きりことうろう)という灯ろうを仏間に吊るします。

 お詣り前のこういったお荘厳(しょうごん)の準備をすることで浄(きよ)らかな気分にさせてもらえます。

 準備が整ったときにはその気分が頂点となり、自然と手が合わさることでしょう。

 心穏やかに、「南無阿弥陀仏(ナムアミダブツ)」を称えることができます。


 今では、電気蝋燭や電気香炉などのスイッチをいれるだけで、お荘厳の準備が瞬時に整う便利な仏具もあります。

 そういった商品も販売しておきながら申し訳ないのですが、できれば少しばかりは不便な仏具を残しておくのも、如来様に近づきやすい方法ではないでしょうか。


 切籠灯籠はこちらをご覧ください。◆お東用  ◆お西用(今年の分は販売終了です。)

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