2011年05月26日

御遠忌と戦後復興

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌団参晩餐会

 親鸞聖人七百五十回御遠忌法要参拝の晩餐会‥、東京のお寺様です。

 戦後、弊社が最初に商店としての再スタートをさせていただいたのが東京です。現在も多くのお寺様にたいへんお世話になっています。

 前社長であった父は終戦後シベリアに抑留され、1948年(昭和23年)9月に復員、店は廃業状態でした。

 店の再出発が出遅れてしまったのですが、当初はご照会のお客様もなく、商品もありません。そこで始めたのが東京出張でした。

 今ではあたりまえのことなのですが、当時は非常識的なこと。周囲の批判と猛反対を押し切り、まるで家出をするかのように寝静まった夜明け前に出発しました。

 東京葛飾にある戦友のお寺さんに泊めていただいて、自転車で都内のお寺さんへの訪問活動です。

 しかし、ご注文をいただけるお客様はなく、店に帰ると祖父から、犖世辰芯未蠅里箸鵑任發覆し佝颪量蟻霧い!爐伴言佞気譴燭里任后

 ところが、もう一度訪問すればご注文をいただけそうなお客様がある。翌月に同じように出張し、港区のお寺様から初めてのご注文をいただきました。御本尊の台座です。

 その後、毎月1回2週間の東京出張を繰り返し、1962年(昭和37年)7月に東京店の開店にいたりました。

 先代が店の復興に打ち込んで60年‥

 お寺さんも我が社も世代が変わりましたが、今もなお多くお客様との深い関係性をお続けいただいてありがたいことです。

 これこそが今、クラウドを使って実践中の「顧客永代価値化」です。

 さらに次の親鸞聖人八百回御遠忌法要にもご縁が伝承できますよう願います。

 晩餐会でのご挨拶、青木新門さんの講演を拝聴させていただきましたが、現在の当社があるのもここにおられる皆さんのおかげさま。お話が一層こころに沁みる思いでした。

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この記事へのコメント

1. Posted by くろめぐ   2011年05月26日 22:17
5 毎回の講演会セッティング、本当にお疲れさまでした。
私たちもまた、小堀さんがいて下さったから、こうやって今関わりを持たせていただけているのです。
親鸞さんの教えを語り継ぎ、伝え続けてくれた諸先輩方がいて下さったおかげです。

私たちがあとへ続く人たちにこの教えを絶やすことなく引き継いでいくことが、私たちにできる先達へのご恩返しなのでしょうね。
2. Posted by 小堀 進   2011年05月26日 22:58
御遠忌法要の参拝、お疲れ様でした。

今日はあるお寺様が、私を青木新門に紹介してくださいました。

たいへんありがたいことで、ものすごく嬉しかったです。

私たちは今、世の中にどんな大切なことを子どもらに残ることができるのでしょうか‥

くろめぐさんがおっしゃる通り、人と人とのつながりを後世に伝えていきたいと思います。

今回、こんなありがたいきっかけを頂戴したのは明順寺様のご住職様です。心から感謝申し上げます。

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