2008年07月04日

子へのメッセージ

子へのメッセージ 私たちが作ったお仏壇に手を合わせ、

 涙をながして喜んでくれる人がいる。

 心を込めてつくるとは、

 そんなシーンを思い浮かべることができるってこと。



 働くってだれかに役に立つってこと。

 うるしを塗って手が汚れても・・

 木を削るのに汗を流しても‥

 夜遅くまで歯を食いしばって金ぱくを貼るのも・・



 仕事って、人にお役にたつってこと。

 どんなふうに役に立っているのか想像できますか?

 想像(イマジン)してごらん・・・

 目の前のしんどいことなんて

 どうってことなくなるの!




 まだお仏壇のカタチになっていない金箔押し中の部品。

 “こちらがお客様のお仏壇なんですよ”と説明すると、

 “おばあちゃん、よかったね”
   と、亡き人を思い浮かべ手を合わされる。

 私たちには部品の一つでも、
 お客様にとっては単なるモノではないってこと。

 そうか〜、私たちがつくるお仏壇って、
   お客様のこころの中にあるんだ〜  




 火事でお寺が焼け、新しい本堂が建ちました。

 お仏具を納入のときでした。

 新品の鐘(かね)をたたかれると、
   本堂に“ゴ〜ン”と澄んだ音がひびきました。

 傍にいた奥様は、
   “うわあ〜、10年ぶりに聴く音・・・”

 目に涙をいっぱいため微笑んでおられました。

 そうか〜、私たちがつくるお仏具って、
   涙をながされるほど喜んでもらえるんだ〜
                        



 年配のご婦人がお位牌(いはい)を買いにこられました。

 ていねいに商品の説明をしました。

 文字の彫り方のご相談にのりました。

 ようやくご注文をお決めいただくと・・・

 “おじいちゃん、よかったね〜”と手を合わされる。

 そうか〜、私たちがつくるお仏具って、
   お客様の心の苦しみがとれるんだ〜                     




 来週工房に来てくれる子どもたちへのメッセージ

 BGMは大好きなジョン・レノンのイマジン‥

 私たちは、なんのためにこの仕事をしているの?

 伝わりますように。

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