2006年11月29日

お華束(おけそく)はほんもの?ニセモノ?

061129東本願寺様の須弥盛061129小堀本店お内陣の須弥盛










 東本願寺様で仏さまや祖師にお供えする餅や菓子をお華束(けそく)といいます。

 報恩講や重い儀式の際には餅を積み重ねてつくられた須弥盛(しゅみもり)というお華束が飾られます。

 御本山の須弥盛は愛知県の「お華束講(おけそくこう)」の皆さんが中心になってつくられてるそうですが‥、

 高さ105センチ、重さ30キロ、1盛の餅の数は720個もあるそうです。

 ひとりひとりの思いが込められた尊いおこころが伝わってきます。

 須弥盛(しみもり)は、仏教における、世界観の中心にそびえる山‥、須弥山(しゅみせん)を表します。

 右の写真は、わが社の製品、木製の須弥盛です。

 30年前、この木製須弥盛を創ったとき‥、

  “如来様にニセモノのお供えをするなんて〜”

 とお叱りをいただいたことがありました。

 ま〜、食べられないからニセモノなんですけどね〜

 確かに職人さんが一つ一つ心を込めてつくったニセモノなんです。

 今、日本の人々はな〜んか忙しい、時間が足りない、慢性的な時間不足。

 お檀家さんがお寺に集まって、もち米を蒸し、つき、報恩講の準備のご奉仕をする光景を見ることは少なくなってしまいました。

 都会にいる人々は、歳とともに祖父母と行ったふるさとのお寺でのことが懐かしく、ノスタルジーが強まります。

 そんな望郷の念にお応えできれば‥、

 心に響くことができれば‥

 ほんもの餅?ニセモノの餅?

 大した問題じゃないんですよね〜

susumukobori at 13:04│Comments(1)TrackBack(0)clip!仏事百科 

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この記事へのコメント

1. Posted by 南無阿弥陀仏   2010年11月24日 22:56
1 本物か偽物かは大きな問題です。
まだ須弥盛でなくてもきちんとお餅をお供えするほうが良いです。

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